クラウド化する世界
今週は落ち着いていましたね。
自律反発に域は出ないといいつつ、9600円近くまでもっていったのは上出来。
国際帝石の増資とファーストリテの下方修正は衝撃的でしたが、これに振り回されなかったのは大きな成果ではないかと思います。
さて、今日の話題はクラウド。
相次いてクラウドサービスに参入する企業が続きます。
クラウドを語るにあたって、避けてとおれないのが、フリーソフトの存在です。
というのはクラウドサービスにもっていくメリットは、利用者は資産をもちたくないとか、面倒な管理から開放されるというのもあるのですが、最終的な判断材料はコストです。
クラウドプロバイダーはコスト抜きには語れません。
コストを下げるための最大のポイントはOSS(オープンソースソフトウェア)。
OracleやIBMのソフトを使ってクラウドプロバイダ?、ちゃんちゃらおかしいです。
エンタープライズの企業が自社の設備をつかってなら、こういった商用ソフトウェアを使うことはありますが、クラウドプロバイダーでは、有り得ません。
OSSは品質が悪い?バカを言ってはいけません。
全世界の人間が改良を加えているソフトウェアが一企業の独占のもとに管理されているソフトウェアに品質で負けるのでしょうか。使っている人口が違います。
OSSを扱うにはもちろん、ベンダーに丸投げというわけにはいきません。それなりにスキルをもったエンジニアが必要です。自分で解決する能力と別の意味でのコミュニケーション能力が必要です。