相場見通し:2010年8月10日

やはり今夜のFOMCの発表でしょう。どういう追加緩和策があるか。
みんな期待しているので、裏切られた時の株が墜落したら、どうなるか予想もつかない。
ワクワク感がありますが、為替のポジションは落としました。あしからず。

 米国の金利はすでに実質的にゼロ%となっているため、FRBにとって容易な選択肢は残されていない。それでもFRB幹部は、保有するモーゲージ債の償還資金の再投資など、景気を支えるための手段はまだ残っている、と指摘している。

 10日のFOMCでは、そういった具体的措置が決定される可能性がある一方で、景気のリスクが高まっているとの認識を表明し、今後の金融緩和に向けた地ならしをするだけにとどめる可能性もある。

 FOMCの声明は米東部時間10日午後2時15分(日本時間11日午前3時15分)に発表される。

さて、こんなニュースも。円売りネタにならないのかなあ。

国債と借り入れ金などをあわせた国の借金にあたる債務残高は、ことし6月末の時点で、初めて900兆円を突破して過去最大となり、財政の健全化をどう進めるかが一段と重い課題になっています。
財務省によりますと、国債や借り入れ金などをあわせた、ことし6月末の時点の国の債務残高は、904兆772億円と、初めて900兆円を超えて過去最大となりました。これは、ことし3月末時点に比べて21兆1538億円増え、総人口で単純に割ると国民1人当たり、およそ709万円の借金を抱えていることになります。国の借金が増大しているのは、今年度予算の財源を確保するため、国債への依存が一段と高まっていることが主な要因で、今年度末の債務残高は973兆円余りにまで膨らむ見通しです。<<

この話もおもしろいね。


http://zai.diamond.jp/servlets/Query?SRC=zaifx/column/column&cate=tomo&art=177

クルーグマンの見解はおかしい!

 「為替って交換レートですよね。だから、基本的に『ドルの底は抜けない』と昔から思ってるんです。『ドルの底が抜ける』っていろいろな人が言ってますけどね。

 僕はクルーグマン(※)と話したことがあるんですが、そのとき、『ドルの底が抜ける』というのはおかしいだろうと言ったんです。

 というのは、世界の金融資産の6割はドル建てなんですよ。為替は交換レートだから、ドルを売ったら、その分、何かを買わないといけない。世界の6割のものを大量に売って、他のものを大量に買うなんて不可能ですよね。