贈り物もほどほどに

贈り物ほど困るものはない。

ほしい物が送られてくるとうれしいものだけど、送られるだけでは済まないので、返しが必要になる。これが欝陶しい。
そもそも、贈り物というのは、何を贈ろうかと考えるのが苦労だ。
女性の場合、これが楽しいという人もいるのかもしれないが、普通は面倒なものですよね。

友人も生きた伊勢海老が送られてきて、箱を開けると飛び出してきて困った。
うん、困るだろうな。
生き物系は困る。

さて、小町にこんなおもしろい投稿があった。

義父が定年後から始めた趣味の野菜作り。
夏〜晩秋にかけて、毎週のように私のところへ宅配便で野菜が届きます。

美味しいのならいいんです。 近所の友人たちにお裾分け出来ますし。
でもハッキリ言って美味しくありません。 見た目も巨大すぎたり、とにかく量も半端なく多い。
丁寧にお礼を言って、ゴミに捨てています。
しかしゴミ袋もタダではありません。 週に2回しかない可燃ごみの日も待ち遠しいです。
夏場はゴミの日を待つ間に悪臭がしてきます。


面倒なことに、「味はどうだった?」 「なにを作った? 写真を送ってほしい。」などと言ってきます。
毎回必死に答えを作ってます。
冬が来ると畑作業もなくなるので心底ホッとします。


でも何より一番私が辛いのは、たとえ不味くても食べられる物を捨てるという行為に罪悪感があります。
(だからと言って食べるのも辛いのですが)


最近、子供を連れて近所の乗馬クラブに遊びに行きました。 (動物ふれあいコーナーがあるので)
飼育員さんにダメもとで、「要らない野菜があるのだけど使ってもらえませんか?」と聞いてみました。
なんと有難いことに快諾。
飼育されている動物達に食べてもらえることになりました。
もちろん状態の悪い物は私の方で先に捨ててから、食べられそうな物をお渡ししています。
動物たち、美味しそうに食べてます。

お義父さん、ごめんなさい。